2025年大阪・関西万博を前に開業ラッシュが続く大阪のホテル業界で、イチゴのスイーツビュッフェが大人気だ。食べ比べを楽しむファンも多い冬の看板イベントで、今シーズンは新規ホテルの参入も話題に。“大阪イチゴの陣”は過熱する一方だ。
火付け役はホテルニューオータニ大阪で、08年に大阪のホテルで初めてイチゴビュッフェを企画し、大評判に。
広報担当の中野駿さんは「他の果物でも開催するが、イチゴが圧倒的に人気」と話す。「スーパースイーツビュッフェ2024～ホテルでいちご狩り～」は4月26日まで。
ヒルトン大阪は遊び心あるテーマ設定で差異化に成功。今年は米ニューヨークをイメージした「ストロベリースイーツビュッフェ～アーティスティック・ニューヨーク～」（5月6日まで）で、自由の女神像の模型も置かれ、SNS世代を狙った撮影コーナーも。
大阪・ミナミに昨夏開業したタイの高級ホテル、センタラグランドホテル大阪は、スイーツビュッフェ第1号の「タイmeetsストロベリー」を5月末まで開催中だ。
