ビリー・ジョエル、17年ぶりの新曲 「Turn the Lights Back On」MV公開!

「素顔のままで」、「ストレンジャー」、「オネスティ」、「アップタウン・ガール」 など数々の世界的ヒット曲を放ち、今なお日本でも絶大な人気をほこる唯一無二の<ピアノ・マン>=ビリー・ジョエル。

そのビリー・ジョエル、ライヴ・パフォーマーとしては現役であり続け、豊富なレパートリーから編まれる変幻自在のセットリストで世界中のファンを魅了し続けているが、レコーディング・アーティストとしては、アルバム 『リヴァー・オブ・ドリームス』(1993年発表)を最後に、第一線をしりぞいていた。

それが、先日開催された16年ぶり一夜限りの来日公演※1(東京ドーム)直前の1月23日(火)突然、実に17年ぶりとなる新曲をリリースすることを発表、日本のファンのみならず世界中のファンを驚喜させた。

そして2月1日(木)夜公開された新曲 「Turn the Lights Back On」 は、「オネスティ」、「シーズ・オールウェイズ・ウーマン」、「ピアノ・マン」 といった永遠の名曲の数々を彷彿させる、これぞビリー・ジョエルというべき名バラードとなっており、世界中で大きな反響を呼んだ。

その後ビリーは、現地時間の2月4日(日)開催された第66回グラミー賞授賞式に出演、この「Turn the Lights Back On」 を世界初生披露 ()、また2月9日(金)行われたマディソン・スクエア・ガーデン公演でも、地元ファンの前で新曲を披露。

そして2月16日(金)、ついに同曲Official Music Video が公開された。

Music Video冒頭、1993年発表のラスト・スタジオ・アルバム『リヴァー・オブ・ドリームス』で最後に書かれた「Famous Last Words (ラスト・ワーズ)」 の楽譜が映し出され、ピアノに対峙したビリーがその楽譜をめくり、新曲のイントロを奏で始める※2。

それは、歌詞の出だし (”Please open the door”) に呼応するかのように、ビリー自身が長年閉ざしていたドアを開けているかのようなシーンだ。

歌が始まると、見事にCGで再現された1970年代のビリー、1980年代のビリー、1990年代のビリーがこの新曲を歌い継ぎ、懐かしい映像が挟み込まれながら再び現在のビリーに戻ってくるリレー形式で構成され、ビリーと歩んだこの50年を、世界中のファンが追体験できる感動的な内容となっている。

“今はなぜか失ってしまったけれど、かつて僕たちの間には魔法があった”
“ずいぶん時間がかかってしまったけれど、ようやく僕はここにたどり着いた”
“もういちど明かりを灯 (とも) すのを、僕は待ち過ぎてしまったのかな?”

と歌われる歌詞は、別れた恋人や妻との関係を修復しようとする男の心情が歌われているようだが、全盛期のビリーとかつてのファンとの関係に置き換えても成立する内容で、ファンへの隠れたメッセージと捉えることもできるかもしれない。

※1:オフィシャル来日公演レポート(2024/1/24@東京ドーム)=
※2:このことから2007年リリースされた2曲はビリー的には例外の位置づけで、1993年に終えた作詞(・作曲)活動を踏襲する位置づけとして、今回の作品が用意されたものと考えられる

■リリース情報①:
ビリー・ジョエル
17年振りの新曲
「ターン・ザ・ライツ・バック・オン|Turn The Lights Back On」
▽今すぐ聴く:

▽Official Music Video:

■リリース情報②:
ビリー・ジョエル
CD発売/デジタル配信
『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years:Japan Edition』
発売&配信中(※2023年12月20日発売)
▽購入/ストリーミング再生リンク:
https://SonyMusicJapan.lnk.to/BillyJoel_btb

※フィジカル商品:CD2枚組|品番SICP31669-31770 税込¥3,000(税抜価格¥2,727)
・高品質Blu-spec CD2仕様
・2枚組全32曲収録(うち世界初CD化13曲、日本初CD化6曲)
・2023年最新マスタリング
・歌詞・対訳・解説付
▽収録内容詳細:

■リリース情報③:
ビリー・ジョエル
SACD+CD+DVD ※完全生産限定盤
『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』(3枚組:SACD+CD+DVD)【完全生産限定盤】
2024年2月28日発売
SICP10151-4 税込¥6,600(税抜¥6,000)
▽収録内容ほか詳細はコチラ:
https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/559671

■ビリー・ジョエル プロフィール:
アメリカのNY州サウス・ブロンクス出身(1949年5月9日生まれ)。ポップなメロディーと都会的なコンテンポラリー・サウンドに加え、現代に暮らす人々のありふれた苦悩や葛藤、生きる喜びなどを等身大かつリアルな筆致で切り取った歌詞が特徴的で、1970年代後半から1990年代前半にかけて世界的ヒットを連発。クラシックの素養を持ちながら庶民的な “味” も出せるピアノのスタイルと、情感豊かにドラマを語れるシンガーとしての技量を併せ持ち、今なお世界中で愛され続ける唯一無二の 「ピアノ・マン」。
これまでに、『ニューヨーク52番街』 でのアルバム・オブ・ジ・イヤー、「素顔のままで」でのソング・オブ・ジ・イヤーとレコード・オブ・ジ・イヤー、そして栄えあるグラミー・レジェンド賞を含む6つのグラミー賞を獲得(ノミネートは23回)しており、全世界で1億6千万枚以上のレコード・セールスを記録。アメリカでのレコード総売上第6位のアーティスト(ソロ・アーティストとしては第3位)となっている。ロックンロールの殿堂とソングライターの殿堂入りも果たしており、『ムーヴィン・アウト』でトニー賞を受賞した他、米国議会図書館ガーシュウィン賞のポピュラー・ソング部門、ASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会)のセンテニアル・アワード(100年に1回与えられる)も受賞した。さらにはケネディ・センター名誉賞受賞者でもあり、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの「星」も獲得している。代表曲は、「ピアノ・マン」、「素顔のままで」、「アップタウン・ガール」、「ストレンジャー」、「オネスティ」ほか。
わかりやすい言葉をはっきりした発音で歌うビリーの歌唱スタイルと、独特な哀感を帯びた美しく親しみやすいメロディーは、日本人の感性にもストレートに響き、英語が完璧に分からずとも全ての “普通の人々” がそれぞれに情景を思い浮かべて自身の思い出を重ねることが出来る様な<人生のサウンドトラック>たりうる普遍性を持っている。ビートルズやカーペンターズらと並び、洋楽史上最も日本人に愛される海外アーティストの一人として、ビリー・ジョエルの作品はここ日本でも時代と世代を超えて生き続けている。 2023年、『ピアノ・マン』 リリース50周年を記念して、50年前のシングル発売日である11月2日(=“いい譜”)が<ビリー・ジョエル 「ピアノ・マン」 の日>として、日本記念日協会により正式に認定された。2024年1月24日に、16年ぶり一夜限りとなる東京ドーム公演が実現、日本のファンを歓喜させた。
▽日本のソニー・ミュージックのアーティスト公式ページ:

▽日本のソニー・ミュージックの<ピアノ・マン50周年×来日記念>特設ページ:

▽本国のアーティスト公式ページ:

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