思い思いの歩みで街歩き 沖縄・浦添市で「てだこウォーク」始まる 6つのコースに5100人参加

 沖縄県内最大規模のウオーキングイベント「第21回てだこウォーク」(主催・同実行委員会、浦添市、浦添市観光協会、共催・沖縄タイムス社など)が17日午前、浦添カルチャーパーク内てだこ広場をメイン会場に始まった。20キロ、10キロ、5キロなど、6つのコースに約5100人が参加し、思い思いの歩みで街歩きを楽しむ。

 午前9時にコース最長の20キロの部からスタート。準備体操を終え、鼓衆若太陽の力強い琉球和太鼓に見送られ出発した。

 豊見城市から参加した松川恵さんは、小学2年の娘凛花さんと友人親子と計4人で歩く。恵さんは「浦添城跡から見える景色が楽しみ。歴史的なポイントを味わいたい」、凛花さんは「距離は長いけどみんなと仲良く歩けば大丈夫」と話した。

 今回から1日開催に短縮した代わりに、新たに3コースを設定。ごみ拾いをしながら歩く「クリーンウォーク(2キロ)」、ビンゴを楽しみながら散策する「お散歩ビンゴコース(3キロ)」、沖縄三大夜景の浦添大公園からの眺めを楽しむ「浦添の夜景を望むナイトコース(4.5キロ)」が加わった。

太陽の光を浴びながら笑顔でスタートする20キロコースの参加者=17日午前9時1分、浦添市・てだこ広場(小宮健)

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