長崎・唐八景公園 伝統のハタ揚げ大会を4月7日に開催を決定

親子連れなど約7千人が訪れた昨年の長崎ハタ揚げ大会=長崎市、唐八景公園(山下哲嗣撮影

 長崎ハタ揚げ振興会(会長・徳永英彦長崎新聞社社長)は16日、長崎県長崎市茂里町の長崎新聞文化ホール・アストピアで総会を開き、4月7日に同市の唐八景公園で長崎ハタ揚げ大会を開くと決めた。
 春の風物詩として毎年開催し、今年は同社の創刊135周年記念事業も兼ねる。メインイベントのハタ合戦をはじめ、バラモン凧(だこ)の展示やハタ関連商品の販売がある。
 来場した子ども先着600人に一銭バタをプレゼントする。3月22日から5月12日まで県美術館(出島町)で開催される「超絶技巧の鉛筆画 吉村芳生展」のメインビジュアルがデザインされている。
 総会には18人が出席。徳永会長は「長崎のハタの普及、振興にこれからも努める」とあいさつした。事務局の長崎国際観光コンベンション協会事業部まち歩き課の森下浩昭課長は「山の上に登って、長崎の伝統文化を味わってほしい」と子どもたちに呼びかけた。

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