独占企画、広島カープのルーキーたちの座談会です。大卒の支配下選手、常廣羽也斗（ドラフト1位） 、高太一（2位）、滝田一希（3位）、赤塚健利（5位）の4人に聞きました。「プロじゃなかったら？」「好きなタイプは？」「 “一番の怪物” は？」 その答えから見えてきた素顔とは…
プロ野球選手じゃなかったらやりたい仕事は？
ドラフト2位 高太一 選手
身長180センチ 体重80キロ 出身 愛媛
「1個訂正したいんだけどさ、いろいろ出ている報道、『芸人になりたい』みたいな…。そんなところまでは言っていない、そんな厳しい世界に。『芸人さんとかすごいですよね。あこがれますね』みたいな話の流れでああなってしまったっていうのだけ、ちょっと話したいなって思って。これで “おもろいキャラ” みたいになったらしんどいなと思って、この場で」
ドラフト1位 常廣羽也斗 選手
身長180センチ 体重73キロ 出身 大分
「じゃあ、あらためてプロ野球選手じゃなかったらやりたい仕事は？」
高太一 選手
「やっぱり芸人じゃないですか（笑）」
常廣羽也斗 選手
「M-1とか…」
高太一 選手
「M-1とか獲って一発…」
常廣羽也斗 選手
「優勝して、CMもらって…」
高太一 選手
「CMもらって、人生一発逆転というか。人生なんてギャンブルみたいなもんですし…。そんなわけない」
常廣羽也斗 選手
「（笑）訂正できていない」
高太一 選手
「全然、ウソ」
ドラフト3位 滝田一希 選手
身長183センチ 体重77キロ 出身 北海道
「何になりたかったんだろうな。警察とか公務員とかになりたかったかな。犯人捕まえたいから、いっぱい」
常廣羽也斗 選手
「じゃっかん、サングラスが黒いのも、そういう “ハンター的” なイメージ？」
滝田一希 選手
「違う。違う、メガネね、これ。パトカーに乗って、『止まれ！』って、あれ、やりたいね」
常廣羽也斗 選手
「赤塚は、ラグビー選手？」
ドラフト5位 赤塚健利 選手
身長195センチ 体重109キロ 出身 静岡
「（笑）どうやろ。学校の先生か…」
滝田一希 選手
「（笑）学校の先生はやばい」
常廣羽也斗 選手
「似合うかも」
赤塚健利 選手
「…か、サッカー選手。地元（静岡・磐田市）に（プロサッカーチーム）あるもんで」
常廣羽也斗 選手
「フィジカル、めっちゃ強そうだね」
高太一 選手
「絶対、センターバック」
常廣羽也斗 選手
「キーパーやろ」
赤塚健利 選手
「突進してみたい」
高太一 選手
「冗談じゃなくなる」
カープファンに教えたい滝田投手の姿は？
滝田一希 選手
「全然ですよ。もう表と裏、一緒なので。みんなに感謝しながらやっているし…」
常廣羽也斗 選手
「まだね、素顔はわかんないよね」
滝田一希 選手
「たぶん、みんな、わかんない。まだ本当の裏を知らないからね、たぶん。じゃあ、恋愛系、行きます？ じゃあ、好きなタイプとか、そういう系とか全部、回していこう。そういうの、たぶん聞きたいから」
好きなタイプは？
高太一 選手
「常廣のをみんな、聞きたいんじゃない？」
常廣羽也斗 選手
「いきなり？ 悪い。高さんから」
高太一 選手
「おれ？」
常廣羽也斗 選手
「じゃあ、おれから…。好きなタイプは、尊敬できるところがある人がいいです。はい。オチは赤塚でいくわ」
赤塚健利 選手
「やばい。何もないって…」
高太一 選手
「好きなタイプは、一緒にいて楽しい人です」
滝田一希 選手
「自分は本当に優しい人が好きなので」
赤塚健利 選手
「そんなおもろいこと、言えんって」
常廣羽也斗 選手
「でかい人ですって」
高太一 選手
「同じぐらいの身長の人…」
滝田一希 選手
「身長180センチ以上…。小さい人は？」
常廣羽也斗 選手
「身長的には大きい人がいいの？」
赤塚健利 選手
「いや、おれ、どっちでもいいかな。小さい人でも、大きい人でも。よく笑う人とか、そんな感じになります」
4人で休みが取れたらどこに行きたい？ 何したい？
高太一 選手…
「飲みたくないみたい？ みんなで」
常廣羽也斗 選手
「飲みたい。宮島で飲みたい」
（ ※ 常廣が大学の試験期間中にほかの新人は宮島観光へ）
高太一 選手
「あれ、おいしかったね」
滝田一希 選手
「宮島で食べ飲みしたいな」
常廣羽也斗 選手
「これで酒飲んだ赤塚が暴力とか振るいだしたら、ちょっと怖い（笑）」
高太一 選手
「（笑）誰も止められんから」
常廣羽也斗 選手
「一番怖いパターン」
高太一 選手
「頼むよ。赤塚」
赤塚健利 選手
「（笑）暴れ馬じゃない。だいじょうぶ」
練習道具のこだわりは？
常廣羽也斗 選手
「あるんじゃない？ グローブとか新しく来ていたじゃない」
赤塚健利 選手
「グローブは、（こだわりが）あるんかな。小指2本（入れる）とか…」
常廣羽也斗 選手
「そうだよね。特徴あるよね、形に」
赤塚健利 選手
「なるべくパーにするみたいな…」
常廣羽也斗 選手
「ワゲスパック？ ワゲスパック・モデルみたいな…」
高太一 選手
「手が入っていなかったんじゃ…。このへんまで」
滝田一希 選手
「半分出ていた」
常廣羽也斗 選手
「このぐらい、先っぽだけグローブはめて…」
赤塚健利 選手
「（苦笑）あれがふつうだと思っていた。今まで」
常廣羽也斗 選手
「ふつうじゃない」
「赤塚が練習で使っているグローブが、ワゲスパック・モデルっていうやつなんですけど、グローブが小ちゃすぎて、このへん、半分くらい（手が）出ているんですよ。こうやって（ボールを）捕っていたので。それが本人はふつうだと思っていたらしくて、ふつうじゃないってことを教えてあげました」
赤塚健利 選手
「（指先で）ずっと、こんな感じなのかなと思いながらやっていました」
高太一 選手
「でかすぎだろ」
赤塚健利 選手
「（手が）ここまで入った試しがないです」
常廣羽也斗 選手
「 “見た目の怪物” は、赤塚ってところだよね。“ウラの怪物” は？」
ルーキーで一番の怪物は？
高太一 選手
「日常生活のボス…」
常廣羽也斗 選手
「ウラの怪物は、まあ、杉原（望来・ドラフト育成3位）。勝手にあいつが盛り上がっているだけ…」
高太一 選手
「本当にここに杉原を置くだけで、この話もあと1時間続けてますよ、たぶん。おれら4人、しゃべっていない。1人でずっとしゃべっている」
常廣羽也斗 選手
「『〇〇っすね』『…っすね』（杉原の口調をマネ）」
滝田一希 選手
「朝から元気だもんね」
高太一 選手
「『4人で休みを取れたらですね、宮島行くじゃないですか。市内も回りたいんすよ』（杉原の口調をマネ）」
滝田一希 選手
「マジ、こんな感じ。本当にこんな感じ」
◇ ◇ ◇
青山高治 キャスター
とにかく赤塚選手の大きさが大好きなんですね、みなさん。
田村友里 キャスター
そうですね。あんなにいじられキャラだとは思わなかったですね。
石田充 アナウンサー
あとは、常廣投手がMC能力あると思いませんでした。けっこうバランスよく、いろんな人に話を振っていたなという印象もありましたし。
田村友里 キャスター
今後、杉原（望来）さんも入れて、また…
石田充 アナウンサー
そうなんです。杉原投手は、関西の高校出身というのもありますけども、よくしゃべる高卒ルーキーなんです。好きなタイプの話もありましたけど、杉原投手は入団会見のときに、ファンの「有村架純 さんの連絡先がほしいです」みたいな話がありました。本当にまわりを楽しませる能力が高いんです。
この4人中、3人は1軍沖縄キャンプ切符を手にしました。ここからどういう起用法になっていくのかというところ、先発タイプなのか中継ぎタイプなのか、今度は首脳陣が見極めていくというようなことにもなると思いますし、ここまで外野手争いにはよくスポットが当たるんですが、そろそろ、開幕ローテーションとかも…。
青山高治 キャスター
いや、すごく順調に来ていますよね。頭の中で見たい外野手を想像したら、もう6人います。
石田充 アナウンサー
いろんな激しさがそのまま日南から沖縄に1軍は移動してということになります。沖縄キャンプ情報は、野球解説の 天谷宗一郎 さんを交えてたっぷりお伝えします。
（RCC「イマナマ！」カーチカチ！テレビより）
