【70歳の一人暮らし】ひとりごはんのために「常備しておくといい食材」4つ

料理家キャリア45年、今年70歳になった大庭英子さん。最新のレシピ本『あっこれ食べよう!70歳ひとり暮らしの気楽なごはん』から、大庭さんの「ひとりごはんを楽しむヒント」を教えてもらいました。

ひとりごはんを楽しむために、常備しておくといい食材があります

ひとりごはんを楽しむには、薄切り肉やひき肉などを冷凍しておいたり、日もちする野菜を備えておいたりするほかに、常備しておくといい食材がいろいろあります。

おすすめ①賞味期限が長め。料理のバリエーションが広がる食材

卵はたんぱく質源としても貴重。

うまみのあるベーコンは炒め物、スープ、野菜の蒸し煮などさまざまに。干しえびはもどし汁がだしになり、えびもうまみたっぷり。

カルシウム豊富なちりめんじゃこも使い道はいろいろ。油揚げや厚揚げは賞味期限はそれほど長くはありませんが、ボリュームもありメインにも。

おすすめ②買い物に行けないときも「乾物」があれば心強い

長期保存が可能な乾物は、軽いから買い物もラク。

高野豆腐は大豆製品の中でも良質なたんぱく質が豊富で、体に必要なミネラルも多く含まれています。

切り干し大根は和風の煮物だけでなく、洋風の味つけもOK。ひじき同様、食物繊維も豊富。豆も大豆やあずき、金時豆など。たんぱく質と食物繊維がとれます。

干ししいたけはもどすのに時間はかかりますが、肉厚のどんこがおいしい。

春雨もあると便利。

おすすめ③さば缶、ツナ缶。そのまま使える缶詰も常備

さば缶やツナ缶は、たんぱく質不足になりがちなシニア世代に便利な食材。

さば缶は水煮やみそ煮などがあり、野菜サラダにそのままのせるだけでもおいしく食べられます。ツナはパスタやスープなどに使うと味が簡単に決まります。

このほか、ドライパックの蒸し大豆も常備しておくと便利。

おすすめ④練り物はおやつにも、たんぱく質食材としても

ちくわやさつま揚げのような練り物の賞味期限はそれほど長くありませんが、あると煮物や炒め物に使えて便利です。

私は食事の前、おなかがすいたときにそのままちょっと食べて、空腹を抑えてから料理を作ったりします。

魚の栄養が手軽にとれる魚肉ソーセージは常温保存ができて保存期間も長め。野菜炒めなどにも。

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