5位発進のジョーダン・スピースが過少申告で失格「全責任は自分に」

初日好発進のジョーダン・スピースが過少申告で失格に(MediaNews Group/Los Angeles Daily News via Getty Images)

◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 2日目(16日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

首位に2打差の5位から出たジョーダン・スピースが、第2ラウンド終了後にスコアの過少申告により失格となった。

スピースは4番(パー3)が2オン2パットのボギー(4打)だったところ、「3」と記入されたスコアカードに署名して提出したため失格となった。トータルのスコアに記入されていた「72」も実際は「73」だった。

第2ラウンドは10番、12番、15番とボギーを重ね、最終18番はダブルボギーをたたくなどスコアを崩す展開。終了時点では4バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「73」で通算3アンダーの20位にいたが、間もなくしてリーダーボードから名前が消えた。

今季は1月「ザ・セントリー」を3位で終え、前週「WMフェニックスオープン」は6位と今季2度目のトップ10入り。好調のまま今大会に入ったが、高額賞金とポイントがかかるシグネチャーイベント(昇格大会)でまさかの失格となった。

スピースは自身の公式X(旧ツイッター)を通じ、「間違ったスコアカードにサインし、スコアリングエリアから出てしまいました。全責任は自分にあります」とコメントを寄せた。

■ ゴルフ規則20.2e マッチの結果が最終となった後、または競技が終了した後にプレーヤーを失格とすること(抜粋)

(2) ストロークプレー。通常、ストロークプレー競技の終了後は罰を追加したり、訂正してはならない。競技は次の場合に終了する
・委員会が定めた方法で結果が最終となったとき。
・マッチプレーのためのストロークプレー予選競技の場合、プレーヤーが自分の最初のマッチを始めるためにティーオフしたとき。

しかし、競技が終了した後であっても、次の場合にはプレーヤーを失格としなければならない
・プレーヤーが、1ホールでも実際のスコアより少ないスコアを提出した。
ただし、罰を受けていたことを競技が終了する前には知らなかった1打または複数の罰打を含めなかったことがその少ないスコアの理由であるときを除く。

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン