東京ニットファッション⼯業組合（以下TKF）が、株式会社超⼗代と連携し、未来を担うZ世代を発信起点としたTOKYO KNITの魅⼒を全世代にアピールする施策を⾏ってきた。その施策の集⼤成として、TOKYO KNITと「超⼗代」、そして障がい者アートとコラボレーションしたファッションショー「TOKYO LOVE KNIT」を2024年2⽉16⽇（⾦）TRUNK(HOTEL) CAT STREET MORI にて開催した。
TOKYO KNITは、前年度（2022年）までBtoB領域、特に国内外のアパレルブランドへの訴求に⼒を⼊れてきたが、2023年度は未来を担うZ世代にTOKYO KNITの魅⼒を全世代にアピールする施策として、Z世代がTOKYO KNITの⾼品質な製品に触れ、感じてもらい、⾃ら発信するプロジェクトを展開してきた。その施策の集⼤成として、超⼗代を代表するZ世代のタレント、植村颯太、内⼭優花、沢⽥京海（トメィトゥ）、本望あやか、実熊瑠琉、りゅうとの6名が、TOKYO KNIT認証企業4社とコラボレーション。
ファッションショーでは⾃⾝でデザインした⾐装を⾝に纏い登場し、今回のコラボレーションに関して、本望は「ニットというと編み物や⽑⽷のイメージでしたが、私が使ったベロアやメッシュも実はニットで、種類が多くすごく悩みましたが、無限の可能性も感じました」と語った。
「TOKYO LOVE KNIT」では、障がいのあるアーティスト2名のアート作品をTKF認証企業6社が洋服に落とし込み、Z世代のモデル6名（男性2名、⼥性4名）がファッションショーで披露した。
今回のプロジェクトに参加した、アーティストのカミジョウミカと柴⽥鋭⼀もステージに登壇し、カミジョウミカは「いつもは平⾯の作品ですが、今⽇は服としてデザインが⽴体的にになったことが嬉しいです。いつかこの商品が販売されたらいいなという夢ができました」とコメントした。
さらに、「TOKYO LOVE KNIT」ではプロトタイプとして、既成のアート作品を洋服に落とし込んでいるが、今後はオリジナルブランドを⽴ち上げ、オーダーによる書き下ろしのアート作品と1点モノの洋服をセットにした今までに無い新しい障がい者アートの価値を提供していく。
