米総領事館前で不発弾らしきもの手に チョウ類研究者、公務執行妨害の容疑で逮捕 沖縄・浦添

浦添市の在沖米総領事館(資料写真)

浦添署は16日、浦添市当山の在沖米国総領事館前で不発弾とみられる物を回収しようとした警察官の手をはねのけるなどしたとして、公務執行妨害容疑でチョウ類研究者で執筆業の女性(45)を逮捕した。「はねのけていない」と容疑を否認している。

容疑者は米軍北部訓練場跡地の廃棄物問題に取り組んでいる。署や目撃者によると、同容疑者は訓練場で発見した不発弾を所持していると話し、「訓練場では回収しないのに、なぜここでは回収するのか」として、回収しようとする警察官の求めを拒んだという。不発弾とみられる物を3個所持していたという。

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