ナワリヌイ氏の訃報に各国で追悼と怒り…相次ぐプーチン氏の政敵急死

ロシアの刑務所当局は16日、近年のロシアで最も著名な野党指導者だったアレクセイ・ナワリヌイ氏(47)が、収監されていた北極圏の刑務所で死亡したと発表した。

ウラジーミル・プーチン大統領を最も声高に批判していた政治指導者だったナワリヌイ氏は、禁錮19年の実刑判決を受けて収監されていた。収監理由となった罪状は、プーチン政権の政治的狙いによるものと、広く受け止められていた。

ナワリヌイ氏の訃報を受けて、各国首脳がプーチン氏の責任を問い、怒りをあらわにしたほか、ロンドンのロシア大使館前などで大勢がナワリヌイ氏追悼の花束やろうそくなどを手向けた。

ロシアでプーチン氏の政敵が急死するのはこれが初めてではなく、イギリスでも、プーチン政権に対立した元スパイが死亡したり、攻撃されたりしたほか、それに巻き込まれたイギリス人が死亡している。

BBCのゴードン・コレーラ安全保障担当編集委員が解説する。

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