アーセナルで38億円の給与を捨てたウィリアンが説明 「金は考えない、金は大事だけど…」

現在、フラムでプレーする元ブラジル代表ウィリアン。

2020年にチェルシーからアーセナルに移籍するも、わずか1年で退団した。まだ契約は2年残っていたものの、契約破棄したことでその間の給与は受け取らず。

本人は『The Telegraph』のインタビューでこう述べていた。

「いつも真実を言ってくれる善き人がいないと、キャリアや人生を殺す可能性がある。若い選手たちは注意する必要がある…サッカーでは簡単にやってくることがある、金や欲しいものすべてがね。誰もが友達になりたがる。

自分はいつもピッチ外の出来事を心配している。人生を築いて、金を投資するために15年間のサッカーキャリアがあっても、5分でそれを破壊できるだろう。

アーセナルを退団した際、誰もがよくなかったと知っていた。自分にとって難しい1年だった。退団を決めたが、まだ契約が2年残っていたので、『聞いてくれ、契約破棄しよう。期待していたようにはうまくいかなかった。自分はどこか他に行って、プレーを続けるよ』と伝えた。自分は状況を好転させ、3年後の今はこのクラブでエンジョイしているよ。

(アーセナル退団時には)狂っていると言われた。こんな金を手放すのはありえない、同じ立場の別の選手なら絶対にしない、契約にしがみついて金を回収するぞってね。

でも、自分は金のことを考えていない。金が大事なのは分かっているさ。でも、人生で一番のものじゃない。自分にとって一番は神であり、二番目に家族、サッカーはその次。だから、ハッピーではなかったので退団を決断したんだ」

ウィリアンとアーセナルとの契約は週給24万ポンド(4500万円)で、破棄した給与は総額2050万ポンド(38.8億円)ほどだとか。

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昨夏にもサウジアラビアのアル・シャバブから爆買いオファーがあったものの、ウィリアンは「遅すぎ」と断ったとか。

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