南紀白浜で「ハワイアン給食」 ハワイ・ホノルル友好都市20年で、和歌山

シイラを使ったマヒマヒフライなどが提供された白浜中学校の給食(13日、和歌山県白浜町で)

 和歌山県白浜町とハワイ州ホノルル市の友好都市協定が20周年を迎えたことを記念し、町内の小中学校で13日、「ハワイアン給食」が提供された。

 2000年7月にワイキキビーチ(ホノルル市)と白良浜の友好姉妹浜提携が締結され、環境保全などの取り組みによる交流を続けてきた。03年には同市より友好都市として指名を受け、文化・教育など幅広い交流を深めようと翌年に協定を締結した。ハワイアン給食の提供は、ハワイの魅力発信と20周年記念を祝うことが目的。

 白浜中学校(全校113人)では、シイラを揚げた「マヒマヒフライ」や「ハワイアンサラダ」「チキンロングライススープ」の3品のハワイアン料理が提供された。給食前には、栄養教諭や担任教員から20周年記念であることが伝えられた。

 2年生の谷口陽向さんは「マヒマヒフライはいつも給食で食べている白身魚フライに似ていて食べやすく、おいしかった」と話した。

 このほか、町内の小中学校では、「ロコモコ丼」や「モチコチキン」などのメニューが提供された学校もあった。

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