韓国・釜山で開幕した「世界卓球2024 団体戦」は16日、グループステージ第1戦が行われ、日本女子はルクセンブルクと対戦。3－0のストレートで白星スタートを切った。
◆世界卓球2024 団体戦 試合結果速報、日程・放送予定・ライブ配信・出場選手・グループ組み合わせ
■五輪トリオで快勝収める
今大会初選出された張本美和は初戦のメンバーに早田ひな、平野美宇の五輪トリオで名を連ねた。
60歳のレジェンド、ニー・シャー・リエンとの“45歳差対決”でも注目を集めたデビュー戦では老獪なベテランの技術に徐々に適応すると、冷静な試合運びでストレート勝ちを収めた。
中国メディアの『捜狐』は張本美のデビューを絶賛。「物怖じすることなく積極的にプレーし、スピードを活かし、フォア、バックハンドともに鋭い攻撃を披露」と15歳とは思えないメンタルを評した。
後半にかけて圧倒した試合を「ニー・シャー・リエンはハリモトの攻めに為す術がなく、素早いスピードと激しい攻撃で止められなかった」と振り返り、堂々たる世界卓球でのデビュー戦を称賛した。
張本美はパリ五輪の3番手のメンバーに選出されており、今大会準々決勝まで進めば団体戦の3番目の選手としてパリ行きが決まる。五輪行きを決めた上で金奪取にも期待が高まる今大会の日本の切り札となれるか。
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◆圧巻スタートの平野美宇は「相手のバックをつぶした」 中国メディアは“完勝”の日本女子を警戒「依然として主な競争相手」
（Y.Imoto／SPREAD編集部）
