リバプールとの上位対決を制止、さらにプレミアリーグ前節ではウェストハムに6-0で大勝した。ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは、リーグ戦4連勝と良い流れで2月17日のバーンリー戦に臨む。
アジアカップでの戦いを終えてアーセナルに再合流した冨安健洋は、ウェストハム戦でメンバー外だった。指揮官はフィジカルの問題があったと明かしている。
地元メディア『football.london』では16日、2人の記者がバーンリー戦の先発メンバーを予想。ひとりの記者は「自分がアルテタなら、最終ラインを少しだけいじるだろう」と、冨安をスタメンに含めるべきとの見解を示した。
「オレクサンドル・ジンチェンコが間に合うと思わないが、トミヤスが再びフィットするなら、ヤクブ・キビオルに代えて彼をスタメンに入れる。空中戦のデュエルが途切れないという、かつてのバーンリーのようではなくなっているが、日本代表に一定時間出場させることは、水曜のポルト戦に向けて賢明なアイデアだと思う」
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一方で、もうひとりの記者は「監督はこれまで明かしていないが、ジンチェンコが起用可能であれば、唯一彼だけメンバーに復帰すると考える」と、冨安をスタメン予想から外している。
アルテタは「シーズンで最も重要な時期」と、バーンリー戦で白星を積み重ねる大切さを強調した。
「彼らは非常によく指導されている。とても競争的だ。非常に厳しい試合となるだろう」
そんな大事な試合で5連勝を目指すなか、現在のプレミアリーグで最少の失点を誇るアーセナルの守備陣においても屈指の守備力と評価されている冨安に、負傷離脱する前以来となるスタメン復帰の機会は訪れるのか。アルテタの選択に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部