【ロサンゼルス共同】怪獣映画「ゴジラ―1.0」を手がけた山崎貴監督は16日、米ロサンゼルスで共同通信の取材に応じ、作品が米アカデミー賞視覚効果賞部門にノミネートされたことは「衝撃的だった」と語った。発表・授賞式は3月10日(日本時間11日)にロサンゼルスで開かれる。
「ゴジラ」は昨年12月に米国で公開が始まり、高い人気を得ている。山崎氏は当初、米国で上映されたこと自体に驚いたという。「ゴジラは思っていた以上にワールドワイドなスターだった」と語った。ゴジラが核兵器のメタファーであることが忘れられつつあったと指摘し「そのことを思い出してもらうのが大きなミッションだった」と強調した。