志願者数が確定…埼玉県公立高入試、全日制普通科は市立校、専門学科は理数科が高倍率に 学力試験は21日

埼玉県公立高校入試、志願者数が確定

 埼玉県教育局は16日、2024年度の県公立高校入試の志願先変更期間が終了し、志願者数が確定したと発表した。

 全日制(131校)の志願者数は変更期間前の9日から173人減少し、3万9414人。入学許可候補予定者3万5130人に対する倍率は1.12倍となった。定時制は変更前より3人少ない1203人が志願。倍率は0.58倍だった。

 同局高校教育指導課によると、全日制各科の倍率は普通科1.16倍、専門学科1.02倍、総合学科1.00倍。普通科で最も倍率が高かったのは市立浦和の1.75倍で、川口市立スポーツ科学コース1.64倍、春日部1.50倍と続いた。

 専門学科は大宮理数科2.48倍、市立大宮北理数科1.98倍、市立川越国際経済科1.66倍の順に高かった。

 倍率が1.00倍を下回り定員割れしたのは全日制普通科が23校(22普通科、2コース)、専門学科が28校38学科、総合学科が5校となった。

 学力試験は21日で、一部の学校で22日に実技試験や面接を行う。合格発表は3月1日。

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