オープンAI、公開買い付けで既存株売却 企業価値800億ドル超=米紙

[16日 ロイター] - 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米新興企業オープンAIが、ベンチャーキャピタルのスライブ・キャピタルが主導する株式公開買い付けで既存株を売却したと、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が複数の関係者の話として16日に報じた。企業価値800億ドル超と評価されたという。

事業のために資金調達する従来型の手法ではなく、従業員が保有株式を売却する仕組み。オープンAIは現時点でロイターのコメント要請に応じていない。

同社は昨年にも同様の取引で合意している。スライブ・キャピタル、セコイア・キャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ、K2グローバルが株式公開買い付けでオープンAIの株式を取得することに合意し、評価額は約290億ドルだった。

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