「フロンターレにいる選手たちは質が高い」川崎の新加入DFファンウェルメスケルケン際が感じたチームの印象は? 決勝弾後は喜びを爆発

[FUJIFILM SUPER CUP]川崎 1-0 神戸/2月17日/国立競技場

デビュー戦で大仕事をやってのけた。

川崎フロンターレは2月17日、「FUJIFILM SUPER CUP」でヴィッセル神戸と対戦し、1-0で勝利。今シーズン初のタイトルを獲得した。

この一戦で、川崎の新加入DFファンウェルメスケルケン際が決勝弾。0-0で迎えた48分、敵陣中央左で獲得したFKのクロスを神戸のGKが弾くと、そのこぼれ球をファンウェルメスケルケンが詰めて、ネットを揺らした。

これが川崎での初ゴール。また、これまでプロ入りからオランダのクラブを渡り歩いてきた29歳のサイドバックにとって、日本での初得点にもなった。

【動画】ファンウェルメスケルケン際の決勝弾!
ファンウェルメスケルケンは得点後、大きく手を広げてベンチに飛び込み、喜びを爆発。その表情からも、嬉しい思いが溢れていた。

「試合前から点を決めたらベンチのほうに走って、みんなで(喜びを)分かち合いたいと思っていたので、本当にとるとは思っていなかったんですけど、とれて、それをできたことは本当に嬉しく思います」(ファンウェルメスケルケン)

続けて、「本当にデビュー戦が国立で、タイトルがかかっている状況というのは、起き得ないことなので、そのなかで、家族を含めて色んな方々が観に来てくれていたので、その前でゴールを含め、タイトルをとれたことは本当に嬉しく思います」と心境を語った。

また、実際に川崎の一員として、公式戦でプレーした感想としては「本当にフロンターレにいる選手たちは質が高い」とレベルの高さを実感。そのうえで、「このメンバーでやってきたことが間違っていないという証明になったので、良かった」と手応えを示した。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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