コンピューターゲームを使った競技で誰もが楽しむことができる「eスポーツ」を推進しようと、愛媛県が17日、松山市内で大会を開き、選手らが熱戦を繰り広げました。
およそ60人が出場した大会は、トーナメント方式で人気のパズルゲーム「ぷよぷよ」ナンバーワンを争い、序盤では大会の実況と解説を務めていたプロ選手同士の対戦が急きょ実現しました。
(連鎖シーンに司会者)
「さあここで始まった」
ぷよぷよを連続で消す「連鎖」が止まりません。
(司会者)
「切り替えることができるか?大きな悲鳴があがっている!」
ハイレベルな一戦は、実況役で地元・松山出身の「ぴぽにあ」選手が制し、会場を盛り上げました。
eスポーツは年齢や性別、障がいの有無に関わらず対戦でき、今回も参加者のおよそ7割が障がいのある選手だということで、県は、大会を通じて競技や障がい者への理解を進めたいと話していました。
この他、松山市内のIT企業が開発した、障がい者向けコントローラーの紹介やゲーム依存症対策の講演会なども行われ、選手らは学びも深めました。