鹿沼市の「ひこうせんアグリ」が能登半島地震の被災地支援 自社農場で収穫した野菜などを現地へ

 東日本大震災の被災地支援を長年行ってきた鹿沼市の中古農機具の販売店が、今度は能登半島地震の被災地支援を行っています。支援物資を届けるため17日、現地に出発しました。

 能登半島地震の被災地に支援物資を届けるのは、鹿沼市の中古農機具販売店「ひこうせんアグリ」です。

 17日は「飛行船ファーム」と呼ばれる自社農場で収穫したあぶら菜や大根のほか、栃木県の名産、イチゴの「とちあいか」など約300箱をワゴン車に積み込みました。

 ひこうせんアグリの桶田博信専務は13年間、170回以上に渡り東日本大震災の被災地に支援物資を届けてきました。

 石川県輪島市の避難所には、すでに今年(2024年)1月、支援物資を届けています。

 桶田専務は、これまで東日本大震災の被災地直送の海産物などを提供するイベントを毎年3月に開いてきましたが、今年は能登半島の海産物も提供できるよう調整を進めています。

 桶田専務は18日の朝、石川県能登町に到着する予定で、そこから輪島市や七尾市に物資が分配されます。

 また、3度目の支援を2月下旬から3月上旬に予定しているということです。

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