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庄原市で、春の訪れを告げるセツブンソウの花が咲き始め、自生地が一般公開されています。
セツブンソウは、その名の通り節分のころから開花する多年草で、甘酸っぱい花の香りは、「初恋の香り」ともいわれています。
国内有数の自生地がある庄原市総領町では、保存会の人たちが手入れをして保護活動をしています。
自生地の一般公開は10日から始まり、訪れた人たちが白い小さな花を楽しんでいました。
訪れた人は…
「小さいけど、すごく透き通った、さわやかな感じがするので、大好きです」
「優しい春の気持ちがします」
ことしは例年より2週間ほど開花が遅れましたが、今月初めから咲き始め、現在は五分咲きです。
セツブンソウ保存会 矢吹正直理事長
「すごく心配していたんですが、やっと見ていただけるくらい、キレイに咲きました。みなさんにも楽しんでもらえると思います」
満開になるのは、今月下旬だということです。