“大捕り物”住宅街に国の天然記念物ニホンカモシカ現れる 警察や猟友会など40人で追跡・保護 静岡・島田市

15日朝静岡県島田市の住宅街に、国の天然記念物であるニホンカモシカが現れ、警察や猟友会など40人態勢で保護にあたりました。

「(柵を飛び越えようとするカモシカ)ああ…そっち側立った方がいいんじゃないかな??」

島田市の住宅地にある駐車場で動き回るのは、 国の天然記念物・ニホンカモシカです。

15日午前7時すぎ、島田市民から「解体工事中の敷地内にカモシカがいる」と警察に通報がありました。

カモシカは体長1メートルほどオスの成獣で、警察や市の職員、猟友会のメンバーなど40人態勢で対応。

しかし、カモシカは最初に目撃された場所から西へ逃走。

大井神社や市街地を抜けると午前10時半頃、歯科医院の駐車場で無事保護されました。

市によると、これまでにけが人などの情報も入っておらず、カモシカはその後、市の職員の手によって市有林へ放たれたということです。

© 静岡朝日テレビ