「死ぬまで買わない」卓球事件を起こした韓国代表イ・ガンインへのバッシングが収まらず。CM起用する企業にも批判が殺到「広告をやめろ」「見たくない」

“韓国の至宝”への厳しい声は、収まる様子を見せない。

韓国代表が0-2でまさかの完敗を喫したアジアカップ準決勝ヨルダン戦の前日、食事時間中に卓球をして騒いだイ・ガンインら若手グループとそれを注意した主将のソン・フンミンらが衝突。イ・ガンインがキャプテンに拳を出し(代理人が否定)、両者を引き離す中で、ソン・フンミンが指を脱臼したと報じられた“卓球事件”の余波はまだ続いている。

韓国メディア『毎日経済』によれば、最大のスターであるソン・フンミンに歯向かったイ・ガンインをコマーシャルモデルに起用している企業のSNSには、悪質な書き込みが相次いでいるという。

記事によると、イ・ガンインが広告モデルを務める鶏肉ブランドのSNSには、「イ・ガンインを見たくない」「鶏肉は食べたくない」「広告をやめろ」「死ぬまで買わない」などのコメントが殺到した。

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また先月、公式YouTubeチャンネルにイ・ガンインが出演する割引イベントのプロモーション映像を掲載した通信会社にも、「チーム最年少選手が主将と対峙する世界か」「通信会社を変えよう」「卓球選手の広告が出ないほうへ、違約金を払ってでも変える」「この広告はすぐに消える」などの声が寄せられている。

一方で、「代表チームを巡る論争と関係のない悪意のあるコメントを企業のSNSに残すのは適切ではない」「選手の行動を批判すればいいだけで、会社を批判する必要はない」「彼らも被害者だろう。やりすぎだと思う」という意見もあるようだ。

いずれにしても、一大スキャンダルの影響は、サッカー界以外にも波及しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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