事故・不祥事相次ぐ消防局に「消防管理室」新設…業務全般を把握する体制整備 静岡市

静岡市は、組織改編の一環として、消防局に消防長の直轄組織となる「管理室」を新設すると発表しました。

静岡市 難波喬司市長:「組織風土のような課題が見えてきたので、組織づくりをしっかりしていくというための組織」

静岡市の難波喬司市長は、16日の会見で、政策の執行力を高めるため、組織改編を行うと発表しました。その中で、静岡市消防局の中に「消防管理室」を設置し、職員4人が局内の業務全般を把握する体制を整えるとしました。

静岡市消防局ではおととし、ビル火災の消火活動中に消防隊員が死亡したほか、不祥事による職員の懲戒処分が相次いでいます。

静岡市 難波喬司市長:「結果として不祥事が起きたり、事故が起きたりしているということがあります。それは偶然起きたのではなくて、どこかに理由があるわけですよね。したがって、その理由など、その根底のところから入って変えていくという必要があると思っていますので、そういった点で、今回の消防管理室はそういう役割を果たしていくと思っています」

© 静岡朝日テレビ