7割の企業が「物流の2024年問題はマイナスの影響」 対応策…半数近くが「運送費の値上げ」 静岡県

いわゆる物流の「2024年問題」について、マイナスだと感じている静岡県内企業が7割に上ることが、民間の調査でわかりました。

「帝国データバンク」は、県内の企業785社にアンケートを行い、325社から回答を得ました。それによりますと、物流の2024年問題について「マイナスの影響がある」と答えた企業は68.9%に上りました。具体的な影響については、「物流コストの増加」という回答が最も多く(70.4%)、対応策については「運送費の値上げ」がトップとなりました(47.7%)。

物流の2024年問題とは、今年4月からトラックドライバーに時間外労働の上限規制が適用されることで生じる様々な問題のことで、これまで通り荷物が運べなくなるなどの影響が指摘されています。

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