猫に厳禁な『NG愛情表現』4選 いくら愛していても、愛猫にはいい迷惑!

1.タイミングが悪い・しつこいスキンシップ

可愛い愛猫を目の前にすると、ついついスキンシップを取りたくなりますよね。猫を撫でたりギュッと抱きしめる時間は飼い主さんにとって至福の時間なのではないでしょうか。

しかし、撫でるタイミングが悪かったりスキンシップがしつこいのは、猫にとってNGな愛情表現です。

とくにごはんを食べているときや何かに集中しているとき、毛づくろい中や寝ているときは触らずにそっと見守ってあげるようにしましょう。

あまりにしつこくスキンシップを取ろうとすると、猫の機嫌を損ねるだけでなく、これまで築いてきた信頼関係も崩れてしまうかもしれませんので注意してくださいね。

2.おやつを与えすぎる

「猫におねだりされたから」「おやつを与えると喜ぶから」このような理由で猫におやつを与えすぎることは良い愛情とは言えません。

おやつを与えすぎてしまうと肥満の原因になりますし、おやつを食べすぎることで一日の大事な栄養源であるフードを食べなくなる可能性があります。

普段のごはんを食べてくれなくなると、栄養不足になってさまざまな病気を引き起こすキッカケにもなる可能性がありますのでおやつの与えすぎには注意しましょう。

可愛くおやつをおねだりされるとついつい与えたくなりますが、猫の健康を守るためにも心を鬼にして無視することも愛情のひとつなのです。

3.オーバーリアクション

猫は大きな音や急な動作が苦手な動物です。

猫に声をかけるときに大きな声で話しかけたりオーバーリアクションをすると、猫が興奮したり飼い主さんに警戒心を抱いてしまいます。

たとえそれが猫に対する愛情表現の言葉であっても、大きな声を出されたり、オーバーリアクションをされたりすると猫は不快な気持ちになるでしょう。

猫をほめるときや愛情を伝えるときは、猫が恐怖心を抱いて警戒してしまわないように、落ち着いて静かに声をかけてあげるようにしてくださいね。

4.目をじっと見つめる

私たち人間は、コミュニケーションを取るときに相手の目を見ることが当たり前になっていますが、猫にはNG行動です。

猫の世界で目をじっと見つめる行為は、敵意がある相手へ取る行動なのです。

そのため、飼い主さんがどれだけ猫に愛を伝えたとしても、目を見つめていたら「ケンカを売られている」と猫は感じてしまうでしょう。

とはいえ、猫が飼い主さんに熱い視線を送っていることもありますので、絶対に目を合わせないことは難しいですよね。

そのようなときは、そっと視線をずらしたりゆっくりとまばたきをしてあげてください。

敵意がないことを伝えられるので、猫が安心してくれるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、猫に嫌がられる愛情表現について4つご紹介いたしました。

可愛い愛猫を目の前にすると「大好き、可愛い」という強い思いから、ついつい思いの丈をストレートに表現したくなるものです。

しかし冷静に行動しなければ、猫の機嫌を損ねてしまったり信頼関係が崩れる可能性があるだけでなく、ストレスや病気を引き起こしてしまうこともあるので気を付けましょう。

愛情を伝えるときは、猫の気持ちや状況を把握した上で、猫のペースに合わせた愛情表現をしてあげてくださいね。

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