平野美宇が難敵に苦戦も大逆転勝利　伊藤美誠に続いた、イランに“エース”早田ひなで連勝飾るか【世界卓球】

韓国・釜山で開催中の「世界卓球2024 団体戦」は17日、グループステージ第2戦が行われ、日本女子はイランと対戦。2－0でリードを広げている。

■難敵の強気の攻めに苦しむ

日本は第2戦に伊藤美誠、平野美宇、早田ひなの布陣で挑んだなか、伊藤がストレートで先陣を切る。

2番手の平野はアシュタリとの対戦。立ち上がりは相手の回転に戸惑う場面も見られ、前日の勢いが鳴りを潜める。第1ゲームを6－11で落とす。第2ゲームは点の取り合いとなったなか、9－11で大事なゲームを失う。

追い込まれた第3ゲームは相手のフォアをつき、粘り強く得点を重ねる。10－6からのゲームポイントは鋭いバックストレートで打ち抜き、ゲームカウント1－2と追いすがる。第4ゲームは2－4のビハインドでタイムアウト。その後、強気の攻めで逆転し、デュースの攻防もサービスが光り、13－11で奪取する。

第5ゲームは落ち着きを取り戻し、平野が主導権を握る。粘るアシュタリの前に、同点に追いつかれ、9－10でがけっぷちに。それでも鮮やかなフォアハンドを沈めると、そのまま試合を決した。

3番手にはエースの早田が出場。今大会はベスト8に勝ち進めば、パリ五輪の出場資格を得る。

（Y.Imoto／SPREAD編集部）