DeNAドラ4・石上、初の”本職”スタメンで躍動「ショートでアピールしたい」

練習試合
● 中日 1 - 6 DeNA ○
<2月17日・アグレスタジアム北谷)

DeNAのドラフト4位・石上泰輝内野手(22=東洋大)が17日、中日との練習試合に「7番・遊撃」でスタメン出場。攻守両面で好アピールを見せた。

これまでの対外試合2戦はいずれも二塁での出場だったが、この日は本職の遊撃で初スタメン。2回裏のピンチでは左翼線を襲ったファイルフライを最後は倒れ込みながら好捕し、不安定だった2番手右腕・小園を助けた。8回裏には三遊間寄りのゴロを力強いスローイングで悠々とアウトにし、遠投120メートルの強肩を披露。4度の守備機会をすべてアウトにし改めて守備力の高さを示した。

打撃ではイニング先頭だった3回の第1打席は遊飛、一死一、二塁の好機だった4回の第2打席は中飛に倒れたものの、7回の第3打席に逆転劇の足掛かりとなる右前打を放ち対外試合初安打をマーク。続く東妻の2点適時二塁打で逆転のホームを踏んだ。

3打数1安打1得点を記録したが、「ヒットが出たのは良かったが、打てなかった打席をしっかり分析して修正していきたいです」と反省。改善点について「真っ直ぐに振り負けないタイミングの取り方を研究して対応していきたい」と話した。

それでも「ずっと守っていたポジションなので楽しかったです」と慣れ親しんだ遊撃で好アピール。守備については「いつも通りのプレーができた」と振り返り、改めて「ショートでアピールしていきたい」と力を込めた。

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