「H3」2号機の打ち上げ成功後、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の岡田匡史プロジェクトマネジャーが種子島宇宙センターで南日本新聞の取材に応じた。鹿児島県民の協力に感謝し、「仲間と思っている鹿児島の皆さんのためにも成功を続けたい」と意気込んだ。
16日の機体移動では、早くから見学場に駆けつけた種子島の住民と言葉を交わしたエピソードを紹介。「懸命に応援してくれる姿にエネルギーをもらった。誰のために打ち上げているのかを改めて認識する瞬間だった」と振り返った。
同センターについては「世界一美しい射場。H3の魅力と共に発信していきたい」と強調。「これからも種子島の人たちと一緒に打ち上げに臨めれば」と話した。