ウンゴニエの終盤弾でナポリが辛くもジェノアにドロー【セリエA】

[写真:Getty Images]

ナポリは17日、セリエA第25節でジェノアをホームに迎え、1-1で引き分けた。

前節ミランに敗れて4試合ぶりの黒星となった9位ナポリ(勝ち点35)は、アフリカネーションズカップから帰還が遅れたオシムヘンが引き続き欠場。4日後にチャンピオンズリーグのバルセロナ戦を控える中、新戦力のハメド・トラオレが[4-3-3]の左インサイドMFで初先発となった。

12位ジェノア(勝ち点29)に対し、シメオネ、クワラツヘリア、ポリターノの3トップで臨んだナポリは開始3分、クワラツヘリアがカットインシュートでGKを強襲。その後、7分にレテギのヘディングシュートでゴールを脅かされるも、GKメレトがファインセーブで凌いだ。

引き続き押し込むナポリは14分にシメオネのボレー、15分にアンギサのボレーでゴールに迫った中、29分にもレテギのヘディングシュートでゴールを脅かされたが、ここもGKメレトが好守で凌ぐ。

ハーフタイムにかけてもハーフコートゲームとしたナポリだったが、スコアは動かせず0-0で前半を終えた。

すると迎えた後半開始4分、ナポリは先制を許す。レテギのポストプレーを起点にフレンドルップにコントロールシュートを決められた。

追う展開となったナポリは60分にウンゴニエとリンドストロームを投入。すると74分に同点のチャンス。CKからアンギサが決定的なヘディングシュートを放ったが、枠の上に外してしまった。

その後、ラスパドーリを投入したナポリは敗色濃厚となっていた終盤の90分に追いつく。サイド攻撃で揺さぶった流れからディ・ロレンツォがヘッドで落とすと、ボックス中央のウンゴニエが反転から左足ダイレクトでシュートを蹴り込んだ。

辛くも追いついたナポリが勝ち点1を拾い、バルセロナ戦に向かうことになった。

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