コベルが好守連発もドルトムント、ヴォルフスブルクに追いつかれドロー【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ドルトムントは17日、ブンデスリーガ第22節でヴォルフスブルクとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。

前節フライブルクに快勝した4位ドルトムント(勝ち点40)は、3日後にチャンピオンズリーグのPSV戦を控える中、マレンをベンチスタートとし、サンチョが3試合ぶりに先発に戻った。

12位ヴォルフスブルク(勝ち点23)に対し、フュルクルクを最前線に、2列目に右からブラント、ロイス、サンチョと並べたドルトムントは4分にベーレンスのミドルシュートでゴールに迫られたが、GKコベルが好守で阻止する。

すると8分、最初のチャンスで先制した。ザビッツァーのロングフィードをボックス内で受けたロイスがシュート。GKが弾いたルーズボールをフュルクルクが押し込んだ。

その後は小康状態が続いていた中、27分にパレデスのヘディングシュートでゴールを脅かされたドルトムントは、ハーフタイムにかけても膠着状態が続いていた中、追加タイム8分に大ピンチ。

しかしボックス右に侵入したベーレンスに決定的なシュートを許すもGKコベルがここもファインセーブで凌ぎ、1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、開始3分にザビッツァーのミドルシュートで追加点に迫ったドルトムントが押し込む流れとしていた中、62分にピンチ。バクのミドルシュートがディフレクトしてゴールに向かったが、GKコベルが好守で凌いだ。

しかし直後のCKからゲルハルトにヘディングシュートをねじ込まれ、ついに同点とされてしまう。

終盤、バイノー=ギテンスやムココを投入して勝ち越しゴールを目指したドルトムントは89分、ボックス左に侵入したバイノー=ギテンスのラストパスをザビッツァーがダイレクトで狙うも枠の上に外れてしまう。

そしてラストプレーのブラントの直接FKがわずかに枠を外れて1-1でタイムアップ。勝ちきれずPSV戦に向かうことになった。

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