越中おわらも見に来て 東京駅で富山など3市、北陸新幹線延伸PR

北陸新幹線の金沢-敦賀間延伸をPRするイベントで披露された越中おわら節=東京駅

 3月16日の北陸新幹線の金沢-敦賀間延伸開業まで1カ月を切り、富山、金沢、福井の3市は17日、東京駅でPRイベントを開いた。富山市は越中おわら節のステージをはじめ、特産品販売やガラス万華鏡制作体験などで市内の魅力をアピールした。18日まで。

 北陸全体の観光振興につなげようと、3市が合同で企画。ステージイベントは2回あり、県民謡越中おわら保存会のメンバーが歌と踊りを披露した。哀調を帯びた胡弓(こきゅう)の音色が響くと、大勢の人たちが舞台の踊り手にスマートフォンを向け撮影していた。

 万華鏡制作は細い筒に色とりどりのガラス片を入れて完成させ、親子連れらが楽しんだ。特産品販売コーナーには、ますずしや富山ブラックラーメンなどが並び、観光客らが土産に買い求めた。

 金沢の金箔(きんぱく)貼り体験や福井のチアパフォーマンスなどもあった。

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