「リーガル女子」の仕事紹介 女性法律家が中高生と対話 茨城・水戸

女性弁護士ら(中央奥)の話を熱心に聞く中高生ら=水戸市泉町

女子中高生らに法律家の仕事を知ってもらおうと、「来たれ、リーガル女子!」(日本弁護士連合会など主催)が17日、茨城県水戸市泉町の水戸市民会館で開かれた。同イベントは関東の6都県で同時開催され、茨城では中高生11人が参加した。

弁護士と検察官が仕事内容を紹介し、質問に答えた。中高生は話に熱心に耳を傾け、「進路はどのように決めましたか」などと問いかけた。水戸市の中学2年生、藤田桜幾(さき)さんは「法律家は身近な仕事だと分かった。進路選択の参考にしたい」と笑顔を見せた。

水戸地検土浦支部の渡辺京子検察官は「性犯罪など、被害者にとって女性検察官の方が話しやすい事件もある」、水戸ひばり法律事務所の岩村道子弁護士は「女性の弁護士が増え、多様な意見交換ができたら。参加者にはぜひ法律家を志してほしい」と話した。

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