ガザ休戦交渉は進展なし 仲介役のカタール首相

 【ミュンヘン共同】イスラエルとイスラム組織ハマスの仲介役を務めるカタールのムハンマド首相兼外相は17日、パレスチナ自治区ガザの戦闘休止交渉について、ここ数日の状況は「あまり期待が見込めるものではなかった」と説明した。ドイツ南部ミュンヘンで開催中のミュンヘン安全保障会議で述べた。

 カタールはエジプトや米国とともに交渉の仲介役を務める。ムハンマド氏は、ハマス拘束下の人質の解放など「戦闘休止の実現に条件をつけるべきではない」と語った。

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