「時産」で毎日の家事を楽しく、生活にゆとりを
心理的にも時間的にも地味ストレスな家事。こうした家事の負担を家族みんなで減らそうという取り組みがあります。その名も「ゆとりうむプロジェクト」。「時短」ではなく時間を作る「時産」という発想で、毎日の家事を楽しく生活にゆとりを生み出すアイディアを募集した「#家事ハック大賞」が開催されました。今回は応募総数200以上のアイデアから、お金をかけずにすぐ真似できるプロ厳選の家事ハックをご紹介!
「ゆとりうむ3箇条」
「ゆとりうむ3箇条」
審査員の1人は、80冊以上の料理本を出版するラク家事アドバイザーの島本美由紀さんです。島本さんによると、選考のポイントは…・お母さんが一人で家事をするのではなく、得意なところを家族で分担・子どもと一緒に楽しみながら家事をする・わが家流の家事を見つけていく「ゆとりうむ3箇条」に沿ってグランプリが決定しました。
油汚れから解放してくれる「クックパーボート」
ひと手間で食事の時間が楽しく
フライパンのギトギト汚れのお悩みに対する解決策、「クックパーボート」。フライパン用ホイルの両端をねじり、「ボート型」にする家事ハック。・フライパンにそのまま敷いていためると汚れない・ホイルをボート型にアレンジして、1つのフライパンで複数同時に焼ける・ボート型はお皿に載せたときにかわいく、お皿も汚れない
「10秒お味噌汁」
体にいいおみそ汁を手軽に
かつおや昆布など出汁が効いた液みそを使います。器に液体みそと好きな具材を入れてお湯を注ぐだけ。子どもでも手軽に作れちゃいます。
「冷凍貯金」の簡単トースト!
子どもと楽しく「冷凍貯金」
「作り置き冷凍トースト」食材やおかずを冷凍ストックしておく「冷凍貯金」。忙しい毎日の暮らしにゆとりを生む習慣です。好きな具材を載せて冷凍しておけばあとは焼くだけ。親子で楽しみながら作ることで子供が進んでご飯を食べてくれるようになったそう。島本さんのおすすめは、マヨネーズを塗ったトーストに、缶詰の焼き鳥と薄切りにした玉ねぎ、チーズを載せて冷凍したもの。一か月ほど日持ちします。
トーストだけじゃない!食材に下味を付けて保存する「冷凍貯金」
肉や魚は下味をつけて冷凍
鮭・ヨーグルト味噌でコーティング・袋に入れて冷凍しておくと食材の乾燥を防ぎ、2か月くらい保存可能肉・しょうゆ・砂糖・みりん・お酒をドバドバいれてなじませて冷凍クリームソース・ソースを一回分ずつ小分けして冷凍・グラタンやパスタ、ご飯にかけて丼にするなど様々な料理で活用できる
「ニオイ封じパン袋」
パンの袋はニオイが漏れにくい
食パンの袋はにおいを通しにくい素材でできていて、オムツや生ごみを入れるのに活用できます。専用グッズを買う手間も出費も減って一石二鳥。
グランプリは「わが家の献立tech」
「わが家の味」をレシピ化して共有
料理の負担がママに偏りがち。夫婦で作り置きレシピを共有する「わが家の献立tech」。Google Keepという無料のメモアプリを使い、わが家流の簡単レシピを共有。画像やレシピサイトのurlを貼ったり、お互い簡単に編集することができます。冷蔵庫にある食材で検索できるので、普段料理をしない人も取り組みやすくなります!今回は、一人で抱え込みやすい家事を家族で分担する家事ハックを紹介しました。ぜひ取り入れてみては。