パターで粘り7位に浮上 松山英樹「上に近づけるように」

引き続きパッティングが好調(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 3日目(17日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

9位から出た松山英樹が4バーディ、1ボギー「68」で回り、通算8アンダー7位につけた。一桁の順位で最終日を迎えるのは、16位で終えた昨年6月「ザ・メモリアルトーナメント」までさかのぼる。

「長らくぶりにトップ10以内でスタートするので。(あしたは)少しでも伸ばして、上に近づけるように」と今季初のトップ10が見えてきた。

2日目に続いてパッティングが好調。この日は4バーディに留まったが、惜しいバーディパットはいくつもあった。2番で6mを決めてバーディを先行させ、最終ホールも7mを沈めてバーディフィニッシュ。パーを重ねた7番からの3ホールも、残したパーパットは50㎝に満たなかった。

ショットももう少し(撮影/田辺安啓(JJ))

ただ、ショットに関しての手ごたえは「ほとんどない」と厳しい評価が続く。後半はティショットでフェアウェイを捉えたのは2ホール。パーオンは4ホールに留まったが、ボギーは14番(パー3)の1つに留めた。

それでも17番(パー5)はラフから打った3打目を3m弱につけてバーディ。18番はフェアウェイからの2打目をピン手前に乗せて連続でスコアを伸ばした。

トニー・フィナウ(左)と回った3R。多くのギャラリーがついた(撮影/田辺安啓(JJ))

「(パッティングが)途中は中々入ってくれなかったのでもどかしかったけど、最後2つ、良い終わり方ができたので、あした頑張りたい」と、最終日は首位パトリック・カントレーを6打差で追う。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/谷口愛純)

6打差を追いかける(撮影/田辺安啓(JJ))

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