皇帝パレード後のトークイベント 福山さん、仲さんが古里への思いを熱く語る

トークショーで袖を通した衣装の感想も語った福山さん(左)と仲さん=長崎市尾上町、出島メッセ長崎

 「皇帝パレード」特別版で長崎を沸かせた福山雅治さんと仲里依紗さん。終了後、出島メッセ長崎であったトークイベントに登場し、大勢のファンを前に古里への思いを熱く語った。
 中島川に架かった「出島表門橋」、長崎港沿いの大型商業施設や県庁、JR長崎駅-。「100年に1度」の再開発が進む長崎の景色を目にして、福山さんは「世界中の人に興味を持ってもらえるソフトがたくさんある。それを観光客に紹介したいという長崎の人たちの心が最も自慢できる」としみじみと語った。仲さんは「自慢できる古里を皆さんと一緒に盛り上げていくため、少しでも力になりたい」と応えた。
 2人が袖を通した中国風の衣装は、この日のために特別に仕立てられた。黄色い服に赤い房の肩飾りを付けた福山さんは「着心地はいい。このままご飯を食べに行ってもいいくらい」と笑いを誘った。紫色を基調としたドレスに身を包んだ仲さんは「普段着も派手なので、それに毛が生えたくらい」と冗談めかし、福山さんがすかさず「お似合いです」と褒め、会場を沸かせた。衣装は23~25日午前10時~午後5時、出島メッセ長崎2階のコンベンションホールで展示される。
 10月に開業する長崎スタジアムシティ(幸町)プロジェクトのクリエイティブプロデューサーを務める福山さん。「大きく長崎が前進していくきっかけになる。また長崎で会おう」と約束し、会場を後にした。

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