太田休泊小の高橋さん、山川さん、増田さんの6年生3人と渋川北橘中2年の鈴木さんが大賞 群馬・前橋市で「ぐんまエコ宣言」本大会

知事賞に輝いた太田休泊小6年の(左から)高橋さん、増田さん、山川さん

 小中学生が環境をテーマにプレゼンテーションする「ぐんまエコ宣言!2023」(上毛新聞社主催、エコ計画特別協賛)の本大会が17日、群馬県前橋市の県公社総合ビルで開かれた。大賞の知事賞に、小学生の部は太田休泊小6年の高橋由衣さん、山川芽依花さん、増田藍子さんのチーム、中学生の部は渋川北橘中2年の鈴木菫さんが輝いた。

 休泊小のチームは、途絶えていた給食の牛乳パックのリサイクルを復活させた。回収業者を探し、校長や各学級を説得したという。

 鈴木さんは畑に埋まった農業用ビニールの細かい断片に着目。実験やアンケートを行い、海洋プラスチックの問題と関連付けて「細かくなる前の回収が大切」と訴えた。

 214点の応募作から小中各9組が選ばれ、会場でプレゼンをして競った。子どもたちが環境問題に関心を持つよう毎年開いている。他の入賞者は次の通り(敬称略、数字は学年)。

◇小学生 ▽エコ計画賞 鈴木紅秋(渋川橘6)▽上毛新聞社賞 内山七美・山岸優朔・冨岡亮佑(前橋清里4)▽県教育長賞 中畑結翔・由井日菜乃・藤嶋大雅(共愛学園4)

◇中学生 ▽エコ計画賞 佐伯尊(前橋桂萱2)▽上毛新聞社賞 久保佐織(中央中等1)▽県教育長賞 矢作美夕(前橋五1)

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