2体並んですまし顔…怖い?かわいい? 福井県立恐竜博物館に恐竜ひな人形が登場

恐竜のひな人形を眺める子どもたち=2月15日、福井県勝山市の福井県立恐竜博物館

 福井県勝山市の福井県立恐竜博物館に、恐竜ひな人形が展示されている。肉食恐竜フクイラプトルがモチーフのお内裏さまと、十二単(ひとえ)を着た草食恐竜フクイサウルス像のおひなさまが来館者を出迎えている。3月5日まで。

 2012年から桃の節句(3月3日)に合わせ展示を始め、同館のリニューアル工事を終え2年ぶりのお目見え。人形はともに高さ1メートルで、同館の恐竜模型や復元イラストを制作した恐竜模型造形家の荒木一成さん(京都府)が手がけた。

 金びょうぶの前に“すまし顔”で並び、今年からは高さ130センチのちょうちんも設置。家族連れやカップルが見入ったり、記念撮影したりしている。家族旅行で東京から訪れた姉弟は「恐竜がおひなさんになっていてかわいかった」と話した。

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