最優秀選手賞はレスリングの桜井つぐみ(育英大) 581人13団体に群馬県スポーツ協会長賞の栄誉

遠藤会長(右)から表彰される受賞者=ALSOKぐんま武道館

 群馬県スポーツ協会長賞の表彰式が17日、前橋市のALSOKぐんま武道館で開かれ、国内外の大会で活躍した選手と指導者、スポーツ振興に貢献した功労者ら581人13団体を表彰した。最優秀選手賞には昨年のレスリング世界選手権57キロ級を制し、パリ五輪出場を決めた桜井つぐみ(育英大)らが選出された。

 表彰の内訳はスポーツ功労者賞36人、最優秀指導者賞24人、最優秀選手賞(中学~一般)106人、優秀選手賞261人、ジュニアスポーツ奨励賞(小学校~高校)154人。オリンピック・パラリンピック選手支援事業、スポーツ環境整備等支援事業に協力した計13団体に感謝状を贈った。

 式典で、遠藤祐司会長は「県民に元気と感動を与え、スポーツの魅力や素晴らしさを伝えてくれた」と感謝した。今夏のパリ五輪・パラリンピック、2029年に本県で開催される第83回国民スポーツ大会について触れ「県民のスポーツへの関心が高まるように取り組む」と話した。

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