小国高生と小国町内の若手社会人らによる懇談会「ハタラトーーク!」が16日、同校で開かれ、グループディスカッションを通じて高校生が働くことの意義について理解を深めた。
1年生25人と、町内の企業や町役場、福祉施設などから15人が参加した。生徒はブースを回りながら「仕事のやりがいってどんなところ」「福利厚生って何」「休日はどう過ごしているか」など、業務内容からプライベートにわたって幅広く質問し、「先輩」の回答をメモしながら将来について思いをはせていた。
東京都出身の前園美空さん(16)は「仕事も生活の一部として捉えるのは新たな視点だった。進路を考える際の参考にしたい」と話していた。高校生に自分の「生き方」を考える契機にしてもらおうと、町教育委員会が開催した。