カラバオカップ決勝を控えるリヴァプール 試合に勝利も主力に離脱者が続く

写真:リヴァプールを率いるクロップ監督

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ブレントフォードに4-1と勝利し、首位をキープしたものの、さらなる離脱者が出たことで新たな懸念点が増えた。

現地時間2月17日、首位リヴァプールはジーテック・コミュニティ・スタジアムでブレントフォードど対戦。試合は、ハムストリングのケガから復帰したモハメド・サラーやコーディ・ガクポの得点で4-1と勝利し、勝ち点を57に伸ばした。

リヴァプールは、トレント・アレクサンダー=アーノルド、ドミニク・ソボスライ、ジョエル・マティプ、チアゴ・アルカンタラなどが欠場中で、加えて正守護神のアリソン・ベッカーも負傷するなど、主力に離脱者が続いている。

この試合では、カーティス・ジョーンズとディオゴ・ジョタが、それぞれ前半の途中に負傷交代。先制点を挙げたウルグアイ代表FWのダルウィン・ヌニェスもハーフタイムでベンチに退いており、さらなる離脱者が見込まれる。カラバオカップ決勝、FAカップ、UEFAヨーロッパリーグの戦いを残すリヴァプールは、これから過密日程が続いていくことで、厳しい台所事情となる。

クロップ監督は試合後のインタビューで、3人のケガの状況について「復帰までどれくらいかかるか見極める必要があるが、まだわからない状況だ」と語り、以下のように続けた。

「カーティス(ジョーンズ)は足首の上部を打撲した。彼がプレーできないと判断したということは、治療しなければならないことを物語っている。彼はどんな犠牲を払ってでもプレーし続けてきた」

「ディオゴ(ジョタ)はおそらく最悪の状態だろう。私は直接見なかったが、写真の見た目も良くなかったと聞いたので、これから確認する必要がある」

「ダルウィン(ヌニェス)は本当に少しの違和感を感じていた。ブレーキを踏むのに十分な時だったので、彼をベンチに降ろした」

リヴァプールは今後、現地時間21日にプレミアリーグ第26節ルートン・タウン戦、同25日にカラバオカップ決勝のチェルシー戦と連戦が続いていく。

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