【早良区野芥】本格スパイスカレー&子ども食堂「バリバリキッチン」

寒いですね。なんだか、体が熱くなるものでも、食べたいですね。リビングふくおか・北九州Web 地域特派員hajime、でございます~。

年始に、友人が自宅に来た。話してたら「この近くに、知り合いがカレー屋さんしてるのよ」と教えてくれました。それで、さっそく、行ってみました。

子ども食堂への想い

バリバリキッチンは、カレー屋さんでもあるが、もう一つの顔は、こども食堂。

営業時間の午前11時~午後8時に来た子どもに食事やお菓子を無料提供しています。

子供たちにとっては、新たな友達が出来たり、家や学校で話せない悩みを話したりする、第三の居場所、となっています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

店長、森田勝博さんの想いとは…。

コロナ禍以降、生活様式が変わってゆきました。いろいろな事情により、子供に食事が用意できないご家庭もある。そんな困られているご家庭などがあるのを、なんとかならないだろうか、との思いがあったそう。そしてオーナーさんはいわゆる、ヤングケアラーで、子供のころ、弟や妹の世話をしていたそうです。

子供たちの安心できる場所を作りたい、というオーナーさんの想い、店長の森田さんの想いが形となったのが、カレー屋さんでもあり、子ども食堂でもある「バリバリキッチン」なのです。

狭い店内、だが、愛とウイスキーに溢れてる

バリバリキッチンは、福岡市早良区野芥6丁目、国道263号線沿いにあります。

黄色い暖簾が目印。

出典:リビングふくおか・北九州Web

引き戸を開けると…。

カウンターだけの狭い店でした。

出典:リビングふくおか・北九州Web

店内右手には、子どもたちのための本が並び、その上には、子供たちの写真が。子供の写真は載せられないけれども、みな、楽しそうです。

ここは本当に、子供たちが安心できる場所なのだとわかります。

特筆すべきは、営業日数月間20日以上、年間だと250日以上、それだけ開けてる店は少ないのではないでしょうか?

出典:リビングふくおか・北九州Web

店内奥には、ウイスキーがギッシリ。

スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズの5大ウイスキー、タイワニーズ、インディアンのウイスキーなど約140種類。そして、あわわ~、私の大好きな、バランタインがあるのです~。バランタインの30年って、めっちゃ、美味しいのよ~、水のようにぐいぐい飲めるわよ~。ああっ、今度は夜、行かなくては。カレー屋さんなのに、その辺のberよりも、ウイスキーの品揃えが凄いかも?

本格スパイスの香りが食欲そそる!

さ~て、カウンターに座りまして。メニューです。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

トッピングのない鉄鍋キーマカレーは、980円。

ワタクシ、ソーセージトッピング(+198円)を注文。

出典:リビングふくおか・北九州Web

まず、スープとキャベツがつきます。キャベツは国産、ウマい。

出典:リビングふくおか・北九州Web

トッピングのソーセージ、ジョンソンビル。肉感が凄い。ジューシー。

カレーとご飯の上の、緑の葉っぱは、カスリメティというスパイス。やや甘い感じの香り、だけど、食べるとやや苦み。これが、カレーの風味を増す。トマト、ピーマン、国産。赤い丸い粒、ピンクペッパー。

カレーには、クミン、コリアンダーなど、スパイス20種類ほど使用。本格的!香りが食欲そそります。

カレーの肉、国産豚と国産和牛使用。挽肉は細かすぎない、大きすぎない、肉の味がわかる大きさ。

この店の特徴は、辛さが選べること。しかも、11段階!辛さ0(ゼロ)があって、小さい子供でも食べられること。辛すぎるの苦手な私は、1辛を選びました。

1辛、は、さすがにそれほど辛くありません。マイルド。でも、スパイスがしっかりで、コクがあります。鼻から入ってく香りが、脳まで届くわ~。ンまい。

ん?と思ったのは、お米。形が細めで、パラッとしてるので、カレーに良く合う。佐賀県産の「ホシユタカ」、タイ米と国産米を掛け合わせた品種、だそう。

食材、できるかぎり、国産ってのが、なんか、良いですよね。

でね。カレー、もちろん、美味しかったんですけど。私さ、ここの店長の、ほんわかあったかい人柄、なんか好きなんだ~。ココロ温まる感じ、ステキですよ!

© 株式会社サンケイリビング新聞社