女優の其原有沙（22）が、今月23日に東京・新宿LiveFreakで自身初のワンマンライブ『Arisa Sonohara Colorful Live vol.1』を開催する。アーティストとしてステージパフォーマンスをするのは約10年ぶり。乙女新党の楽曲も披露する予定で、ライブタイトルになぞらえ「カラフルチャージできるよう精一杯、心を込めて歌いますので、ぜひ楽しみにしていてください！」と意気込む。
――自身初のワンマンライブの開催決定を聞いて。
小学校のときに合唱部に入っていて、歌うことは小さい頃からずっと大好きでした。ミニアルバムをリリースすることも驚きだったのに、さらにソロでのライブをできるだなんて思っていなかったので、皆さんの前で歌をお届けできる機会をいただけたことが本当に素直にうれしいです！
ありがたいことに私の歌を好きって言ってくださるファンの方もいて、自分の夢としてはもちろん、ファンの皆さんからいただいていた「ライブをやってほしい」って声をちゃんと実現できてよかったです。歌だけでお客さんを楽しませるというのは、楽しみであると同時に不安でもあります。でもワンマンライブは来てくださる皆さんは、私を見る為だけに来てくださるわけじゃないですか。とにかく目一杯楽しませます！
――待望の開催を目前に控えた今の心境
今はものすごく緊張しています。これだけの数の楽曲を1人で歌うことも初めてですし、ミニアルバムの収録曲は、まだ2曲しか披露していないので自分の中ではドキドキです。これまではイベントの中で何曲か歌うという形だったんですけど、今回は歌で勝負なので、やっぱり中途半端はダメですし、絶対に嫌なので、今はもう精一杯頑張っています！
――ライブは自身が担当したアニメ「幼女社長R」のオープニングテーマ『鳴らせ！むじなシンフォニー』をはじめ、昨年12月20日にリリースした初のミニアルバム 『phosphorus』の楽曲を中心に、ファンのリクエストからも選曲。
カラフルということで、さまざまな自分の色を歌に乗せてお届けします。昭和から令和まで、さまざまなジャンルの楽曲を歌う予定なので、色々な顔の其原有沙を見ていただけるライブになると思います！
――自身に所縁のある楽曲のカバーも予定。
今回のライブでは『乙女新党』の楽曲も歌います。絶対に盛り上がるあの曲を、今回は久しぶりにダンスもやります。自分の頭から引っ張り出しながら、また当時はパート分けをしていたので、1人で歌うとこんなにもきついんだなって、すごく新たな発見もあったりして。「届ける」という意味で、とてもたくさん考えさせられました。今回はステージの上では1人、誰も助けてくれないので。
改めて当時の曲を歌うと「あれ、こんなにキーが高かったっけ？」「こんな踊りながら歌ってたんだ」って思ってしまって、「あ、私も年を重ねたんだな」って。中学1年生の時にアイドルとして活動を始めたので、その時から応援してくださるファンの方にとっては私も大人になったし、すごくエモいんじゃないかなって思います。
――アーティストとしては約10年ぶりのステージパフォーマンスに。
10年前は歌って、ぴょんぴょん跳ねて、元気だったなっていうのをすごく感じて、メンバーの中でも私はよく跳ねて走り回っているタイプだったんですけど、「今はいけるかな…」って（笑）。同じようにはパフォーマンスはできないかもですけど、今の私ができる全力のアイドルを楽曲に魂込めて頑張りたいです。
トレードマークのツインテールとか、イメージカラーの赤もそうですけど、「最近はあまり赤を着なくなったな」とか「ツインテールもしなくなったな」とか月日を重ねてたくさんの変化はありましたが、当時から応援してくださるファンの方がいるおかげで、私も今回このステージに立てると思うと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
――これまでにさまざまなキャリアを重ねてきた。表現に活きているなと思うことは？
お芝居では役に対して感情移入をして、言葉や仕草に役を乗せるんですけど、歌は歌詞を自分の声に乗せて皆さんの耳に届けるという点で、通じる部分がたくさんあるなって、お芝居やってきてよかったなってすごく思います。
でもその分、私は心に来る歌詞があると、感情移入しすぎて、歌いながらもう泣きそうになっちゃうので、ライブではちゃんと歌いきれるようにしないと。泣いても歌えればいいんですけど、私の場合は泣くともう歌えなくなっちゃう（笑）。
――ライブに取り入れた演出や見どころ。
ファンの方と一丸となって、会場全体で楽しめば楽しむほど盛り上がると思うので、今回はこれまで披露した際にも盛り上がった『鳴らせ！むじなシンフォニー』をタオルソングとして取り入れて、少し振り付けも入れてもらったので、耳でも目でも楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。やっぱり皆さんも覚えやすいものがいいなって思いもあって、振り付けの方と一緒に「ここはこの方が踊りやすいよね」ってすごく色々相談しながら準備しています。
――本番に先駆けてライブのキービジュアルが公開された。
すごくカラフルで可愛く仕上がっていて、今回のライブグッズも身に付けやすいようシンプルにしがちなグッズを、あえてカラフルに、すごくカラフルにしちゃってます！
私自身も服を選ぶときに「何色が好きですか」って聞かれるんですけど、好きな色がたくさんあって、クローゼットを見ても本当にカラフルなんです。なので、今回のライブのドレスコードは「色のものを1つ身につける」ということで、カラフルなものを身につけるのはちょっと抵抗ある方でも、キーホルダーとか眼鏡や帽子のワンポイントでも身につけて会場に来てくれたらうれしいです！
――最後に意気込みを。
発表されてから、こんなにあっという間に本番を迎えてしまうんだって思うと、すごくドキドキもする反面、ファンの皆さんと楽しい空間にできたら絶対に楽しいだろうな、幸せだろうなっていう気持ちもあります。
皆さまの心にしっかりと届けられるように、これまでに経験してきた舞台やドラマ、アイドルや声優の経験全てを活かして、今まで吸収したことを全て披露したいです。当日は皆さまにカラフルチャージできるよう精一杯、心を込めて歌いますので、ぜひ楽しみにしていてください！
ライブ情報
「Arisa Sonohara Colorful Live vol.1」 2024年2月23日(金・祝) 第1部
13:30 開場／14:00 開演 第2部
17:30 開場／18:00 開演 会場
新宿LiveFreak
其原有沙（そのはら・ありさ）プロフィール
2001年8月24日生まれ／22歳／東京都出身 2歳で子役デビューし、様々な雑誌広告やテレビCMに出演。その後、アイドルユニット「乙女新党」のメンバーとしての活動を経て、舞台・ドラマなどを中心に女優としての活動を開始。2022年10月より京王電鉄イメージキャラクター「プラットガール」を務めるほか、2023年7月から配信されたWebアニメ『幼女社長R』ではオープニングテーマを担当し、同年12月に初のミニアルバム『phosphorus』をリリースするなど幅広い分野で活躍している。
