ネット際、どう対応 米沢でバレーボールクリニック、元女子日本代表が指導 

試合を想定した動きを指導する佐藤あり紗さん(中央)=米沢市営体育館

 女子バレーの元日本代表で、Vリーグ女子2部のリガーレ仙台選手兼監督として活躍した佐藤あり紗さんを招いたバレーボールクリニックが17日、米沢市営体育館で開かれた。東南置賜地域の中学生約120人が参加し、実戦を想定した動きを身に付けた。

 佐藤さんは2013~16年に日本代表としてプレーし、リオデジャネイロ五輪に出場した。守備範囲を広げるこつや、ネット際でのボールへの対応などについて助言し、「選手間でしっかりコミュニケーションを取ろう」と呼びかけた。米沢三中2年の森谷美愛(みあ)さん(14)は「ネット際のプレーなど、実際に試合で生かせる動きを学ぶことができた」と話した。

 同体育館指定管理者のエービーエム・吾妻スポーツ・市スポーツ協会共同企業体が主催し、ミズノが協力した。

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