「器物損壊罪に相当する犯罪行為」広島の新スタジアムの柿落としでトイレに落書き…G大阪戦後にアウェイ専用エリアで発見「全ての方々への侮辱」

G大阪が広島の新スタジアムでの落書きに声明[写真:©︎J.LEAGUE]

ガンバ大阪は18日、プレシーズンマッチでの事象についての声明を発表した。
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事件が起きたのは10日に行われた2024Jリーグプレシーズンマッチのサンフレッチェ広島戦。今シーズンからオープンしたエディオンピースウイング広島の柿落としとしても注目された一戦だった。

開幕前の大事なプレシーズンマッチ。試合は広島がピエロス・ソティリウのゴールで先制するも、後半にG大阪が岸本武流、倉田秋のゴールで逆転。1-2で勝利を収めていた。

G大阪の発表によれば、スタジアム2階のビジター専用エリア内のトイレに落書きがなされていたことが判明。清掃時にトイレにある4つの個室において、油性ペンによる落書きが見つかったという。

G大阪のファン・サポーターとは言い切れないが、ビジター専用エリアということを考えれば可能性が高い状況。クラブは行為者の特定に動いているとしている。

「2月10日(土)に行われたプレシーズンマッチにおいて施設が毀損するという事象が発生しました事を弊クラブとして大変遺憾に思っております」

「本件は、器物損壊罪に相当する犯罪行為です。このような行為は、エディオンピースウィング広島、サンフレッチェ広島、スタジアム建設に関わる方々並びにガンバ大阪を応援する全ての方々への侮辱でもあります」

「現在、行為者特定に向けて調査を実施しており、弊クラブとしても行為者特定に向けて最大限尽力しております」

「ガンバ大阪はホーム・アウェイを問わず、「安全で快適なスタジアム」を目指し、試合運営に努めて参ります。フェアプレー精神に則った応援はもちろん、試合運営管理規定に基づいた試合観戦をファン・サポーターの皆様に行っていただけるよう、観戦マナー・ルールの周知徹底、遵守に継続して取り組む所存です」

「ファン・サポーターの皆様におかれましても、スタジアム内外での行動が関係するクラブのみならずJリーグ全体へ大きな影響を与えることを十分にご理解下さいますようお願い申し上げます」

2024シーズンの明治安田Jリーグの開幕は、エディオンピースウイング広島で行われるサンフレッチェ広島vs浦和レッズでスタート。柿落としというメモリアルな試合で、残念な事件が起きてしまった。

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