ドジャース山本、強烈な印象残す 実戦形式の打撃練習に初登板

実戦形式の打撃練習に初登板したドジャース・山本=グレンデール(共同)

 ドジャースの山本は17日、実戦形式の打撃練習に初登板し、強烈な印象を残した。打席に立ったベッツ、フリーマンの最優秀選手(MVP)受賞経験者からも称賛。山本は最速約155キロを記録した上々の28球を「85点」と自己採点し、「打者と対戦する感覚を確認できた。直球は特にコントロール良く投げられた」と納得の笑みを浮かべた。

 大勢のファンが見守る前で6人と対戦。最初に打席に立ったベッツには3球目に内角高めの直球で空振りを奪うと、中前に運ばれた4球目も完全に詰まらせ、安打性の打球はこの1本のみだった。カーブやカットボール、スプリットを織り交ぜ、ベッツからは大きな拍手が送られた。(共同)

© 一般社団法人共同通信社