マドリー久々のスペイン人ストライカー・33歳ホセル、“モラタ超え”なるか

決定力が光る老練なストライカー・ホセル[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのスペイン代表FWホセルが目指すべき数字とは。

昨夏エスパニョールから1年レンタルでマドリー入りのホセル。33歳のベテランストライカーは、2トップのバックアッパーという明確な立ち位置でありながら、今季の公式戦34試合で12ゴール4アシストを記録する。

時間換算だと123分で1ゴールという計算になり、その高い決定力がわかるわけだが、スペイン『Fichajes』もホセルを称えつつ、「モラタ超え」に期待を寄せる。

そう、ホセルはマドリーに久々に現れたスペイン人ストライカーなのだ。

2009-10シーズンまで在籍したラウール・ゴンサレス氏がクラブ史に名を残す偉大なスペイン人点取り屋であることは言わずもがな。同氏の退団後、マドリーにおいて1シーズンで最もゴールを積み上げたスペイン人は、16-17シーズンのアルバロ・モラタ(公式戦20ゴール/現アトレティコ・マドリー)だ。

ホセルは現在スペイン代表で共闘するモラタが7年前に記録した「20」ゴールまで、あと「8」ゴール。2024年夏の完全移籍移行が確実視されるなか、十分に可能性がありそうだ。

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