早くもスクデット行方はインテルに? ラビオが「現実的に考えて2位を争わなければならない」と語る

写真:ユヴェントスの中盤の要、フランス代表ラビオ

ユヴェントスのフランス代表MFアドリアン・ラビオは、スクデット獲得の夢を諦め、2位を狙わなければならないと認めた。

ユヴェントスは、現地時間2月17日に行われたセリエA第25節で、ヴェローナと対戦。2度のビハインドを追いつき、2-2で試合を終えた。この結果を受けて、ユヴェントスはリーグ戦4試合で勝利から遠のいており、消化が1試合少ないインテルとは勝ち点差9の位置にいる。同18日に行われるモンツァ vs ミランの結果次第では、3位に転落する可能性もある。

ラビオはヴェローナ戦後の『DAZN ITALIA』のインタビューで「我々は現実的に考えて2位を争わなければならない」と語った。

「確かにもっとやるべきだった。最近はポイントを落としてしまった。細部が違いを生むことになる。ほとんど失点しなかった以前のような団結力と堅実さを、思い出さなければならない」

1月21日にレッチェ戦に勝利して以来ユヴェントスは、エンポリに引き分け、インテルとの直接対決に敗れ、ウディネーゼにも敗戦。今節は降格圏に位置するヴェローナと引き分けた。

マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、ここ4試合で2ポイントの獲得にとどまったチームは、気持ちを切り替えるべきと考えており、以下のように語った。

「4試合で勝ち点2だったので、リセットボタンを押さないといけない。(4月2日には)コッパ・イタリア準決勝を控えている。すぐに調子を取り戻すのは簡単ではないが、切り替える必要がある」

「チームは懸命に取り組んでおり、パフォーマンスを発揮しているが、現時点で勝利を得るに十分ではない」

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