バン・イェダムがソロアーティストとして初来日!【イベント完全リポート】ファンと密にコミュニケーション&伝説の曲を披露

2023年に韓国で1st mini album「ONLY ONE」をリリースし、ソロアーティストとしての活動をスタートさせたバン・イェダムが、同アルバムの日本発売を記念して、「BANG YEDAM THE 1st Mini Album[ONLY ONE]Release Event」を、KT Zepp Yokohamaで開催。ここでは、イェダムが楽曲を披露する姿はもちろん、ゲームコーナーなどを設けてファンと密にコミュニケーションをとる様子まで、イベントを完全リポートする。

暗転したステージ上には、1本のスタンドマイク。そこに人影が浮かび上がると、会場を埋め尽くしたBY:D(イェダムのファンの総称)たちが息をのむ音が聞こえた。そして、切なく美しいピアノの旋律とともに、イェダムのソウルフルな歌声が聴こえ、

1st mini album「ONLY ONE」の収録曲「MISS YOU」からイベントがスタート。

この曲は、イェダムがソロアーティストとして第1歩を踏み出した楽曲であり、「ONLY ONE」の発売に先駆けて先行公開された。イェダムは、13年にサバイバルオーディション番組「KPOP STAR シーズン2」で注目を浴び、昨年11月にソロアーティストとしてデビュー。本作では、全曲の作詞・作曲・編曲に参加しており、プロデューサーとしての新たな姿も見せている。

甘い歌声で、切なく寂しい「MISS YOU」を歌い終えると、あらためて日本のBY:Dにあいさつ。慣れない日本語を駆使しながら、日本のファンと再会を喜び合った。その後、あいさつはほどほどにゲームコーナーへ。

イェダム自ら座席番号の書かれた紙を引き、該当のファンからの質問に答える「Q&Aコーナー」では、「当選者はステージに上がって」というMCからのサプライズのムチャぶりに困惑するファンを、「いらっしゃいませ~」とにこやかに迎え入れる。

一つ目の質問で「次にカバーしたい曲は?」と問われると、カバーしてほしい曲を逆質問。back numberの「水平線」をリクエストされると、「ぜひやってみたいと思います!」と前向きな姿勢を見せた。二つ目の質問は、「次もまた日本に来てくれますか?」。これには即答で「もちろんです!」と回答。

当選した2人の名前が一文字違いというミラクルに驚きながらも、楽しそうに笑ったり、制服を着たファンが08年生まれと聞くと「え~!!!」と頭を抱えたり、愛らしいおちゃめな姿もたくさん見せてくれた。

続いて、「探せ! イェダムのONLY ONE」のコーナーでも、終始楽しそうな様子。イベントには女性ファンだけではなく男性ファンの姿も見受けられ、お題の回答が女性に偏りすぎないよう配慮する優しい一面も。

ゲームコーナーでたっぷり楽しんだ後は、「Not at all」で軽快なリズムに乗せたダンスを披露。最後は、フォトタイムを設けてイベント終了。そうかと思いきや、「もっと日本のBY:Dとの時間を過ごしたい」とアンコールに応えて、再びステージの上に登場。

そして、「There’s Nothing Holdin’ Me Back」のイントロが流れると、会場のボルテージは再び最高潮に。このカバーは、イェダムがまだデビューする前に出演した番組で披露するやいなや、大きな注目を浴びた楽曲だ。これがきっかけでイェダムを知ったファンも多いはず。熱い声援を一身に受けながら、変わらず高い歌唱力と表現力を見せつけて、最後は「Come to me」へ。

よりBY:Dに近いステージのふちに座っていたかと思うと、おもむろに会場へ降りてファン一人一人の声援に丁寧に応じるイェダム。歌唱の合い間に時々聞こえる照れた笑い声から、イェダム本人もBY:Dの近くに寄り添えたことを喜んでいるようだった。

ステージに戻ると、「진짜(チンチャ/本当に)、バイバイです」と、かわいらしいハンボノ(韓国語と日本語を混ぜた話し方)で締めくくり、「また会いましょう~」と最後まで別れを惜しみながらステージを後にした。

なお、インタビュー(2月18日午後6:00公開)では、イベント終演直後のイェダムに突撃し、日本のファンと久しぶりの再会を果たした感想や、これからの活動に対する思いを聞いている。

【プロフィール】

BANG YEDAM(バン・イェダム)
2002年5月7日生まれ。大韓民国ソウル特別市出身。2013年にサバイバルオーディション番組「KPOP STAR シーズン2」で準優勝し注目を浴びる。23年11月にソロアーティストとして1st mini album「ONLY ONE」でデビュー。

【リリース情報】

1st mini album「ONLY ONE」
価格:3,590円

01.Only One
02.hebeolle
03.Come To Me
04.Miss You(Alternative Rock Version)
05.Not At All
06.Miss You(Piano Version)

バン・イェダム自ら総合プロデューサーとして、作詞・作曲はもちろん、編曲にまで参加し、シンガー・ソングライターとしての実力を見せつけた1枚。2023年11月10日に先行公開した「Miss You」は、Melonチャート「HOT100」をはじめ、3カ国のiTunesアルバムチャートで1位、12カ国で上位にランクイン。また、先行公開曲のリリース後に、関連キーワードがXのリアルタイムトレンドに上がるなど、さまざまなポータルサイトのヘッドラインを飾り、韓国国内に留まらず、国外のファンからの関心の高さも証明した。

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